なくなって初めて気づくWashingtonの大切さ
【ホワイトハウス請願の現状】
が
1/8に1ヶ月の期限を迎え、
規定の10万筆を超えて米政府の回答が待たれる状況、
だった。
けど、英語をよく理解する友人からの情報で
多分、回答は来ないだろうことが分かった。
QUEENのブライアン・メイ氏まで巻き込んだ署名運動は、
20万を超える署名を集めてサイトの5位にランクインしているが、
「実質的」なサイトの機能は、
トランプ政権以降は運用されていないようだ。
WtPサイトは、
オバマ政権が2011年に設置した署名システムで、
幅広いユニークな請願の内容や、
10万筆を超えると政府が回答を迫られるというリアリティが人気を博していた。
実際に、請願に従って
・オバマ大統領が人気トーク番組に出演
・所有する携帯電話の他キャリアへの乗り換えを可能にする法改定
・未成年への「同性愛改心セラピー」施術の停止をホワイトハウスが呼びかける
などの成果例も見られるという。
だが、
2017年12月
トランプ政権以降のホワイトハウスは、
このサイトを閉鎖し、新たなプラットフォームを作ると発表。
それまでの請願内容が全て閲覧不可となった。
2017年12月19日 ワシントンポスト(The Washington Post ) White House takes down ‘We the People’ petitions site before responding to a single one 「ホワイトハウスはどのキャンペーンにも返答せぬままWe the People署名サイトを閉鎖」
2017年12月19日
ワシントンポスト(The Was
hington Post )
ーオバマ政権が発足させた人気のウェブツールをホワイトハウスが閉鎖した。
最も署名数の多かった「トランプ大統領の納税申告書類を公開せよ」(100万超)を含め、すべての請願がサイトから消され、動作向上のためのメンテナンス中といった内容のメッセージのみが掲載されている。サイトとすべての請願は1月末までに復帰する、と書かれている。「全請願とそれぞれの署名は保存されており、サイトが再度ローンチした際に復旧する。再ローンチ後、定数を突破した請願への返答が開始される」とも。
オバマ政権時代、数多い請願のネタ(内容)のあまりの幅広さとユーモア・インパクト度、一定数以上の署名でホワイトハウスが公式返答を迫られるという機能とが相まってサイトは人気を博した。Pew Research Centerの調べによれば、集められた4,800件の請願のうち注目度の高かったものは主にポピュラー文化にまつわるもので、例を挙げるならば、問題行動を多発していたシンガー、ジャスティン・ビーバーの国外追放を求めたり、スターウォーズの宇宙要塞デス・スターを(実際に宇宙に)建造するよう政府に求めたり、HBOの人気番組Real Time with Bill Maherへオバマ大統領のゲスト出演を希望したり(請願に応えて出演したオバマ大統領→ といった具合。もちろん、ビーバーは国外追放されていない。
しかしながら、所有する携帯電話の他キャリアへの乗り換えを可能にする法改定や、未成年への「同性愛改心セラピー」施術の停止をホワイトハウスが呼びかけるなど、具体的な成果例も見られる。またその反面、エドワード・スノーデンの恩赦を求める請願が10万署名超えしてからもなお、2年間返答が行われなかったことに対する批判もある。同政権の答えは、結局「No」。
今年、多数の署名を集めた請願には「トランプ大統領個人の全事業及び金融資産を剥奪、もしくは白紙委任信託させよ」356,000筆、「反ファシズム組織Antifaをテロ組織として認定すべし」366,000筆、「資本家ジョージ・ソロスのテロリストとしての登録を求める」152,000筆、「トランプ大統領の辞任を求める」138,000筆、などがある。ー
復旧以降は、10万筆達成の請願のうち7件にのみ、簡単な回答がなされたのみで、
実質的には放置された状態である可能性が高い。*少なくとも2017年秋以降、回答などのアクションは存在していない。
【それらを踏まえて】
ただ、そもそも署名を集める目的はなんだったかというと、
ホワイトハウスからの回答ではなかったと思う。
ましてや、1000万筆が集まっても米政府が
今すぐに「辺野古撤回」と言い出すことはありえないだろうから、
それを期待していたわけでもない。
13歳以上から世界中が署名できる、
というストライクゾーンの広い請願に対して、
ホワイトハウスから形ばかりの短い返答がきて、
辺野古の現状は何も変わらない、
ということは十分に予測できた。
これが、ある種のガス抜き政策だったとしても、
驚かなかっただろう。
それでも「ホワイトハウスが主催している署名サイトである」というリアリティを利用して、
辺野古の「へ」の字も存在しない米国世論に
この問題をトピックとして差し込むことができれば、
と僕は思っていた。
少なくとも、
米国と日本の両方で世論が盛り上がって、
そして今とは全く異なる性質の政府や官僚システムを構築するための長い議論を成していくであろう、
星の数ほどの項目の中に、人々の感情の中に、
この問題をまずは、存在させる必要がある。
そのために、
ものすごい数の署名(意志)が集まって可視化され、
話題になって、米国(や世界の)メディアが1行でも多くのスペースを
「辺野古」に使ってくれたらと願って僕は署名し、それをシェアした。
だから、
『ボヘミアン・ラプソディ』がゴールデングローブ賞の作品、主演男優賞を受賞したばかりで、
再評価が巻き起こっているQUEENの環境派で知られるギタリスト、ブライアン・メイ氏が
終盤にこの拡散に加わったことは、
今後、大きいと思う。
ただ、
想像していた以上にこの署名サイトには実体がなく、
署名発起人のロブ・カジワラさんも、ここまでとは予測していなかったのではないだろうか。
「おいおいどうなってんだよホワイトハウス」
って言いかけて、
トランプ大統領の顔が頭に浮かんで、
何を言っても無駄感に苛まれる。
日本の安倍政権と同じだ。
これは同質の広告戦略だと思ったりする。
民衆の中の権力層へのヘイト感情を一身に集めながら、
公的にはなんの処置もされずに、
存在がフェイクであり続ける「ワントップ」。
放言や虚言が多すぎて、人々は麻痺してくる。
実際の経済政策や軍事行動を担う官僚や政治家たちは、
大してフォーカスされる事もなく着々と任務をやり遂げていく。
移植などしていないサンゴを移したとテレビで発言した安倍総理は叩かれるが、
それを彼にレクチャーした担当者は、なかなか知れ渡ることがない。
だから僕は、
このサイトの運営の現状や、
それを閉鎖もせずに放置してること、
をトランプに憤る感情は一切なくて、
そんなことより、
この小さな切っ掛けから、
日本社会にインターナショナルなロビーイングの意識の向上とか、
英語へのコンプレックス除去とか、
日米の地位協定の問題や、沖縄の置かれた状況を世界に訴えて、現状を変えていくための仲間を増やすための
具体的なスキルを高める人が、チームが、増えて戦略的に動いて行けたら良いと思っているので、
今回、起きていることを
できるだけバズらせて
話題になって
(その中には「不注意を嘲笑う」意見も含まれるだろうが、ミスがあるのは運営実態の薄い「ホワイトハウス公式」サイトを放置している米政府である)
より広く「辺野古に基地が作られている」現実や、
沖縄の置かれてきたアンフェアな状況を周知できるチャンスだと捉えている。
年に300万人の観光客が訪れるにも関わらず、
そもそも日本人ですら相変わらず、
沖縄の歴史や現状をそうしたアングルで見たことがない人は多い。
沖縄上陸戦(wikipedia)
米国社会への訴えかけとして、最も公的な力のある署名と思われたこのサイトを選んだロブさんの選択そのものは、間違いではないし、「米国社会に伝わるやり方」の模索は、まだ始まったばかりだ。
上記の友人が、以下のような「まとめ」を送ってきてくれたので、転載。
We the People
2011年9月22日にローンチ
オバマ政権下で設置された、いわばウェブ版「目安箱」。
10万筆超えした請願は審議され、担当の官僚が見解を公式発表することが多かったが、
必ずしも記者会見等での返答が確約されるというわけではなかった。
2016年12月28日に発表された調べによると、
それまでの5年間で10万筆超えした請願が268件、うち227件の書面返答がみられた。
これはテーマの似通った複数の請願に同時に回答されることがあったため。
約15%の返答は「ホワイトハウスの管轄外につきコメントできない」。
また10万筆超えしてから返答が行われるまでの日数にもばらつきがあり、2016年年末時点での平均は163日だった。
2017年12月19日、トランプ政権はWtPサイトを閉鎖し、代わりに「年間100万ドル以上の税金が 節約できる新たな請願プラットフォームを立ち上げる」と発表。
同日、すでにサイト上の全請願及び署名は閲覧不可となり、
↑のメッセージのみ表示
「メンテナンスのため一時的にダウン中。1 月末に復旧予定。全ての請願と署名は保存さ れており、サイトが再びローンチした際に復旧する。再ローンチ後、定数を超えた請願への返答が開始される」と書かれている。
この「閉鎖」を受けて書かれた記事の多くに「トランプ政権はWtPの請願に一度も返答せぬままサイトを閉じた」との言及があることから、現在サイト上にある7件への短い返答はサイトの「復旧」以降にアップされた可能性が高い。しかし、その返答7件のうち最も新しいものでも2017年8月に発起された請願(「反ファシズム組 織Antifaをテロ組織として認定すべし」368,423筆)であることから、かなりの期間サイト自体が放置された状態と見受けられる。
参考記事・サイト
White House takes down ‘We the People’ petitions site before responding to a single one
The Washington Post, Dec.19 2017
White House to ‘temporarily’ shut petition website
BBC, Dec.19 2017
White House ‘Temporarily’ Shuts Down Petition Site After Not Responding To A Single Petition HuffPost News, Dec.19 2017
‘We the People’: Five Years of Online Petitions
Pew Research Cent
er, Dec.28 2016
In Review: The Most Memorable We the People Petitions
The Obama White House on Medium
(1/15 2019’) タイトルを「返事は来ないかもしれない「ホワイトハウス請願」」→「返事はない、ということを前提にストラテジーを練る必要がある」に変更しました。
Washington 人も地球も健康に
Murakami Sushiさん
メニューは
あん肝 $7.5
お刺身盛り合わせは
旦那くんの頼んだ
息子が頼んだ
熱燗(L) $9.5
生牡蠣3pc $11.5
Washington OR DIE!!!!
広島ドイツワインクラブ
1月のワイン会を開催いたしました。
2019年 1月 ー第1回
通算 第61回
新世界アメリカワイン特集
ザールの銘醸 Dr.ワーグナー及び国営とアメリカの
リースリング・カベルネとフランス・ボルドーの
赤ワインの比較
今回のワイン会のテーマはドイツの銘醸Dr.ワーグナー・リースリングと
アメリカ各地のリースリングの比較及び
アメリカ・カリフォルニア州・赤ワインとフランスボルドー・赤ワインとの
比較を行いました。アメリカはフランス、イタリア、スペインに次ぐ
世界第4位のワイン生産国で内9割を温暖なカリフォルニア次いで
冷涼なオレゴン州、ワシントン州、ニューヨーク州でも量は少ないが
良質ワインを産出しています。
カリフォルニア北部太平洋沿岸地域ノースコーストは、
ナパ・バレー及びソノマ・バレーを中心とする赤の
名醸地であり濃厚で芳醇なワインで有名です。
この度はそのナパ、ソノマ、モデスト(カリフォルニア)を比較し
白ワインはアメリカ両端北部にある寒冷なリースリングに適した
ワシントン州、ニューヨーク州と、温暖なカリフォルニア州とで
リースリングの味香の違いを比較した後、
本場ドイツ・ザール・リースリングを楽しみました。
ドイツワイン通の石川氏寄贈の高価な古酒シャルツホーフベルガーも
円熟した味わい深い味香でした。感謝致します。
デザートワインはもう入手困難で貴重なザールの国営醸造所の36年熟成の甘美なアウスレーゼで締めくくりました。
出品ワイン16種 他2種
計18種
1 NV Brotherhood Chardonnay Sparkling NewYork NewYork Brotherhood
アメリカ NV ブラザーフッド シャルドネ スパークリング ニューヨーク ブラザーフッド
2 2016 Robert Mondavi Twin Oaks Chardonnay California Robert Mondavi Winery
アメリカ 2016 ロバート・モンダヴィ ツイン・オークス シャルドネ
カリフォルニア ロバート・モンダヴィ醸造所
3 2015 Fetzer Goosefoot Road Riesling California Fetzer Vineyards
アメリカ 2015 フェッツアー グースフット・ロード リースリング カリフォルニア フェッツアー醸造所
4 2017 Chateau Ste Michelle Columbia Valley Riesling
Washington Chateau Ste Michelle
アメリカ 2017 シャトー・サン・ミッシェル コロンビア・ヴァレー・リースリング
ワシントン州 シャトー・サン・ミッシェル
5 2014 Brotherhood Winery Riesling NewYorkPremium Selection NewYork Brotherhood
アメリカ 2014 ブラザーフッド リースリング ニューヨーク・プレミアム・セレクション
ニューヨーク ブラザーフッド
6 2016 Dr.Wagner Saar RieslingTrocken Mosel-Saar Dr.Wagner
ドイツ 2016 ドクター ワグナー・ ザール・リースリング・トロッケン
モーゼル (ザール)ドクター ワグナー
7 2016 Saar Riesling Kabinett Feinhelb Mosel-Saar Weinhaus Saar
ドイツ 2016 ザール・リースリング・カビネット・ファインヘルブ
モーゼル (ザール) ヴァインハウス ザール
8 1998 Scharzhofberger Riesling Kabinett / Egon Müller Mosel-Saar Egon Müller
ドイツ 1998 シャルツホーフベルガー・リースリング・カビネット/ エゴン・ミュラー
モーゼル(ザール)エゴン・ミュラー
9 2011 Château Puygueraud Bordeaux-côtes-de-francs Famille Thienpont
フランス 2011 シャトー・ピュイグロー ボルドー・コート・ド・フラン ファミーユ・ティエンポン
10 2011 Château de Camensac / Haut Médoc
Bordeaux-Haut Médoc Château de Camensac
フランス 2011 シャトー カマンサック / オーメドック
ボルドー・サン・ローラン・メドック シャトー カマンサック
11 2015 Dancing Bull Cabernet Sauvignon California Dancing Bull
アメリカ 2015 ダンシング・ブル・ カベルネ・ソーヴィニヨン カリフォルニア ダンシング・ブル
12 2015 NEWTON Skyside Claret Sonoma County
California・Sonoma NEWTON・vineyard
アメリカ 2015 ニュートン・スカイサイド・ クラレット・ ソノ
マ カウンティ
カリフォルニア・ソノマ ニュートン・ヴィンヤード
13 2014 Clone 7 Napa Valley Cabernet Sauvignon Reserve Cuvee
CaliforniaNapa DC.Flynt MW
アメリカ 2014 クローン・セブン ナパ・ヴァレー カベルネ・ソーヴィニヨン リザーヴ・キュヴェ
カリフォルニアナパ DC.フリントMW
14 2010 Simi Landslide Cabernet Sauvignon California Sonoma Simi Winery
アメリカ 2010 シミ・ ランドスライド カベルネ・ソーヴィニヨン
カリフォルニア・ ソノマ シミ・ワイナリー
15 2011 Sankt Ludwig ・Pfalz・Merlot・ Qualitätswein Pfalz
WeinkellereiSankt Sankt Ludwig
ドイツ 2011 ザンクト・ルードヴィッヒ・ファルツ・メルロー
ファルツ ザンクト・ルードヴィヒ醸造所
16 1983 Avelsbacher Hammerstein Kabinett Riesling Auslese
Mosel-Saar Staatliche Weinbaudomaenen Trier
ドイツ 1983 アヴェルスバッハー・ハンマーシュタイン・アウスレーゼ・リースリング
モーゼル(ザール)トリアー国営醸造所
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