関わりバカ日誌20

皆さま、こんばんは。

 

 

今日も一時、激しい雨が降りました。

この雨を重ねて、お盆も終わり、秋を迎える空気になっていくのですね。

 

 

アセンダント・サインの続き、乙女座と天秤座です。

 

 

12サインの中で、牡羊座から蟹座までは「自分を作るスタートアップ」のためのサイン、獅子座から蠍座までは、他者と関わることで自分を活かすサインです。

 

 

牡羊座から蟹座までのステップで育んだ自分自身を、他者に向けて表現し、持っているものを広げ、生きる場所も拡げて行きます。

 

 

アセンダントは天体ではないため、

本人自身は無自覚です。

 

 

他者に向けて自分の存在を最初に見せる場所ですから、他者に見せる姿、他者から見られている自分の印象です。

 

 

また、ホロスコープ上を動く天体の出発点ですから、生きる、行動する上での最初の動機も表します。

 

 

乙女座と天秤座は、一見するとよく似ているサインです。

 

 

どちらも、他者をより良くするために、自分のスキルや美意識を役立ていくサインです。

 

 

身につけるもの、服装、持ち物も、常に他者の目を意識し、客観的に自分を表現しますから、誰から見てもきちんとしていて、バランスの良いファッションセンス、身のこなしを発揮するでしょう。

 

 

無意識にそうしていますから、ご本人に「センスの秘訣は？」と聞いても、

「ただ好きなものを着ているだけです」などと答えるかもしれません。

 

 

乙女座も、天秤座も、一日の大半を過ごす場所や、他者との関わり方に於いて、常に調え、滞りなくスムーズに進むことを望みます。自分というフィルターを通してそれらが上手く成されることを望みますから、常に周りのことを無意識に考えているのではないでしょうか。

 

 

より良い環境のために。

自分と関わる人々との円滑なコミュニケーションが出来るように。

 

 

 

●アセンダントが乙女座の場合

 

どこにいても「きちんとしている人」という印象を与えています。

 

 

出過ぎず、大人し過ぎず、清潔感があり、礼儀正しく、挨拶も自分からきちんとします。

 

 

言葉遣いも丁寧ですが、どこか癒しの雰囲気もあります。人と関わる場所では常に無意識にアンテナを張り、緊張感を抱きながら過ごしているかもしれません。

 

 

乙女座は水星を守護星に持ち、知的な印象を与えますし、実際に知性や技能などを使って生きる人に多く見られるサインです。

 

 

同じく水星を守護星に持つ双子座は、「思考とコミュニケーション」を司る「風」のエレメントに属しますから、伝えること、拡散すること、コミュニケーションをすること、情報収集能力(欲求)などの動機を持ちますが、

 

 

乙女座は「感覚と経験」を司る「地」のエレメントのサインですから、現実的で具体的な方法で整えて、作り上げること、壊れたところを修理する、治す、整えるという欲求のもと、行動します。

 

 

乙女座のキーワードは

” I analyze ”  「私は分析する」です。

 

 

求められたものに応えていくとき、

どの選択が一番良いかを分析し、判断して提供します。

 

 

 

人はなぜ分析するのか。

現状に何が起きているのかを知り、より良くするためにはどうすれば良いか、そのための方法を見つけるためではないでしょうか。

 

 

すでにできているところを伸ばしていくだけでなく、ほころび、傷、抜け、などを修復し、治療して再現し、補うことで、よりよく機能できるように整えていきます。

 

 

乙女座が完璧志向と言われる所以です。

 

 

壊れているものを直したいという欲求がマイナスに働くと、壊れているところにずっと居続けてしまうという、ズルズルとその場に続けてしまうことにもなり得ます。

 

 

「私がいないとダメだから」という思いです。

 

 

また、完全を強く願うとき、

「何故出来ないんだ」という批判精神として表れます。

 

 

治す手がかりを伝えることはできても、実際に直すのは本人の力です。

 

 

そこをしっかりと理解し、本人の力を引き出し、自分も相手も信頼することができたとき、乙女座の仕事は「完全」というステージ迎え、終えていきます。

 

 

 

●天秤座がアセンダントの場合

 

あらゆる人々と関わりを持ち始め、

他者と自分の共存する場所を築いていくのが天秤座の世界です。

 

 

天秤座は、多種多様な人々と関わっていたいという欲求を持ちます。

 

 

あらゆる人々と関わって、どんな人とも平和にやり取りができる自分でありたいし、金星を守護星に持つことから、基本的には世の中を美しい視点で見ています。

 

 

天秤座のキーワードは” I balance “　

「私はバランスをとる」です。

 

 

どんな相手とも、自分と相手は常に平等であり、争いに発展しそうな場合は「妥協」という術を使って、お互いにとってベストな解決法を考えていきます。

 

 

天秤座をアセンダント・サインに持つ場合は、まず、争い事が苦手とするはずです。みんながいる環境は、みんなが幸せで、平等でありたい。

 

 

誰か人でも不公平な目にあっていたりするとしたら、何故そのようなことが起きているのか、調査・分析・交渉に走ります。

 

 

天秤座の強みは「交渉」です。どんな人とでも、優雅で、決して人を不快にさせない交渉力を冷静に発揮していきます。

 

 

このとき、「自分は黙っていよう」などとは決して思いません。

 

 

むしろ、積極的に自ら交渉しようとし、解決に向けて動いていきます。場合によっては、剣のように鋭い意見を言うことも多いです。

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優雅で平和的な雰囲気の中に、はっきりと自分の意見を言う印象を与えています。

 

 

これは、自分を主張したいという欲求ではなく、「私はこうです。あなたはどうですか？ならば、こうしましょう。」という、常に相手と自分との調和を求めていくために見せる行為です。

 

 

その動機は、まずは自分の居る世界から、争いごとをなくすためにあります。

 

 

 

 

 

乙女座の身体の支配部位は膵臓、小腸、大腸です。消化・吸収・排泄を司る器官です。

 

 

体調が優れないと感じるとき、まずお腹に不調が現れることが多いかもしれません。自分の能力を発揮できない環境にいると、なおさら顕著に感じることでしょう。

 

 

 

天秤座の身体の支配部位は、腎臓、腰です。身体の水分量や血圧の調整をする、ホメオスターシス（恒常性）を司る部位であったり、まさしく人体の下半身を上半身を繋げて支える真ん中の場所です。むくみやすさ、として現れるかもしれません。

 

 

アセンダントの無意識に現れる欲求や動機を知り、それを活かすことで、案外、太陽の生きる目的意志に繋がっていくかもしれないですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アイドルグループ・嵐の櫻井翔が20日、都内で行われた「ラグビーワールドカップ2019日本大会 1YEAR TO GO KICK-OFF EVENT～1年前記念イベント」に出席した。

　山県有朋（1838年6月14日〜1922年2月1日）の人気はすこぶる低い。陰険、権謀術数、反動といったイメージがつきまとう。国葬（1922年2月9日）のときにも参列者は少なく、それは、たとえば1ヶ月前に死んだ大隈重信（1838年3月11日〜1922年1月10日）の国民的人気とは対極的である。

　2月10日付けの新聞は「大隈侯は国民葬。きのふは『民』抜きの『国葬』で幄舎の中はガランドウの寂しさ」という見出しで記事を書いた。

　この「嫌われ者」のイメージは、松本清張『象徴の設計』(1976年)、半藤一利『山県有朋』（1990年）などに記されている。山県有朋研究は、岡義武『山県有朋』（1956年）、藤村道生『山県有朋』などがある。

　これらの著者が参照しなかった第一次資料を細かく読み込み、誤った解釈を一つ一つ訂正していった名著が伊藤之雄『山県有朋、愚直な権力者の生涯』(2009年)である。

　従来のイメージに大きな修正を加える研究であり、正統派の歴史学である。今後は本書を超える山県有朋研究は、容易には出現しないであろう。

　歴史資料の綿密な研究とともに、著者が強調したのは、山県が時代とともに成長し、変化していった点である。人間は誰であれ、そうなのであるが、山県の場合、あまりにもネガティブな評価が多く、そのため固定したイメージがその生涯を通じて変わっていないような取り扱いを受けてきた。

　著者は、時代ごとの山県の変化を資料に基づいて、説得的に語っていく。その上で、山県有朋の人生を「愚直」という言葉で表現している。そして、列強への不信や軍拡への熱意、政党や議会政治への嫌悪感は一貫していたことも強調する。

　また、山県の資質として、「状況がどうしようもないと判断したとき、じっくりと時を待つことができること」をあげている。このように、政治家山県有朋の全体像を、その時代背景の中で、また原敬など他の政治家との関わりの中で浮き彫りにしていく手法は見事である。

　私も幕末明治維新や憲法を研究する者として、たとえば明治初期の文民支配についての指摘などは、興味深く読んだ。

　伊藤によれば、山県は「信念の人であり、時勢の変化を感知するのが少し遅く、後継者に恵まれなかった」が、「自分の信念からくる国家への責任感から政治関与を続けざるをえず、権力を保持することになった」という。

　そして、「太平洋戦争への道は、山県陸軍から必然的に導き出されたものではない」ことを強調する。この伊藤の主張は、「『大日本帝国は山県が滅ぼした』と言っても、かならずしも過言ではない」という半藤一利の評価とは異なる。