自己催眠に至る病

先日、深夜の『ゴッドタン』というバラエティ番組で、ある女性が「わたし、彼が浮気するとすぐにわかるんです…」と言っていました。

司会者に「なんでわかるんですか？」と聞かれると、「だって精子の量がぜんぜん違うんだもん」と言うのです。

「どんなふうに違うの？」と聞かれると、「だって浮気したときは精子の量がめっちゃ少ないの」と言う。

この女性、無知にもほどがある。

この女性の話を聞いた全国の男性は失笑していることでしょう。

射精の折、精子が出る量は体調によってぜんぜん違います。

浮気をしたとかしないとかぜんぜん関係ありません。

ときには、射精の瞬間の下腹に入れる力のタイミングがずれるだけでも出る量は違ってきます。

この女性はこんな間違った知識で悩み、相手の彼は、やってもいない浮気を疑われてしまうんですね。

無知は本当に悲劇です。

浮気といえば、先日、26歳の男性からこんな悩みを聞かされました。

彼には2年ほど付き合っている彼女がいるのですが、ある日、彼女と二人で部屋でゴロゴロしていると、彼女が「ねえ、スマホ見せて……」と言ってきたらしいのです。

彼は彼女のことが好きで、とても大事にしているし、浮気などする人ではありません。

しかし、スマホを渡そうと思った瞬間に、彼は見られたくないものがあることを急に思い出し、見せるのを拒（こば）んだのです。

そうなると、彼女のほうも「何かある！」と思い、絶対に見なくては気が済まなくなります。

「浮気してるから見せられないの？」

「違うよ！」

「じゃぁ見せてよ！」

こんな感じでしばらく言い争ったあと、沈黙になり、しばらく険悪な雰囲気が続いたそうです。

彼は「このままでは本当に浮気を疑われたままになる」と思って、しぶしぶスマホを彼女に渡したそうです。

実はこの日の1週間ほど前が彼女の誕生日だったんです。

そのスマホには男友だちと交わしたLINEに、彼女に渡したプレゼントの金額が書いてあり、その品物が思いのほか安物だったので、彼女に見られたくなかったんですね。

彼の浮気の疑いは晴れましたが、この一件で二人の間には大きなミゾができてしまい、いまだにシコリが残っているそうです。

彼は「もう修復不可能かもしれないので、別れようか悩んでいます」と言っていました。

昔から「親しき仲にも礼儀あり」といって、いくら恋人同士とはいえ、相手のスマホなんて除いても良いことなんて何もありません。

自分の行いがあとあとどうなるのか、よく考えて行動しなければ、大事なものを失ってからでは遅いんですよね……

【最高の幸せを手に入れるための恋愛セラピー】

久々に原作のナウシカを読みました。

原作を初めて読んだ時は連載が終了したときの中学生の時。 そのあともちょくちょく読んでいましたが、ここ１０年は読んでいませんでした。

最近読み返してみたところ、巨神兵は大量破壊兵器というよりも、AIだよなと。

原作でも戦争等を公正に裁くために調停者・裁定者として作られており、人工知能を備えているんですよね。

そういった解説は他のサイトでされているのでこの辺で。

さてさて、表題のナウシカ射法ですが、キツネリスがナウシカを怖がって威嚇するシーンで、ナウシカが「こわくない、こわくない、（ガブリ！うっ・・・）ほらねこわくない。」

というシーンがあります。

あれってキツネリスに言っているだけじゃなくて自分にも言い聞かせているような気がするんですよね。

さて、アーチェリーの話ですが、伸び合いの時も「うーん、伸びない切れない」と思わないことかなと。

「伸びる切れる」と思い込ませれば楽に射てるんじゃなかろうかと。

自己催眠的な感じで。