「女の口説き方」から「今晩のおかず」までを手広くカバーする巨大掲示板群

 

17作目にして、ついにピアース・ブロスナンの登場です。

「007 ゴールデンアイ」は、冷戦を引きずるようなストーリーですが、公開時には既にベルリンの壁が崩壊しており、東西ドイツが統一、ソ連はペレストロイカやグラスノスチを経て、脱共産化を図るべく、ロシア連邦へと変貌して間もない頃でした。

この難しい時代に旧ソ連絡みの題材を扱いつつ、伸び伸びと作られていることに感心いたします。

何といっても新ボンドのブロスナンがハンサムでカッコイイ。

 

 

今までの昭和の二枚目風ボンドから現代風の色男になりました。身のこなしも軽く、アクションも自然で美しい。

女性の口説き方もさりげなく、子供のような笑顔がかわいい。

ユーモアはあるけど、おふざけじゃなくて、時にはシリアスでクールな一面も見せてくれます。

 

 

ストーリーはかつての同僚、００６（アレック）との対決ストーリーです。

が・・・コイツ、かなりの男前じゃないか・・・

 

そして、彼とつるむのがロシアのウルモフ将軍配下のオナトップという変な名前の凶暴な悪女です。

けど、すごい美人

 

 

一方、正規のボンドガールはというと、ナターリアというコンピューター技術士で、カーデガンをはおった一般人なのに超美人で度胸もある女の子です。かわいい～

 

上司Ｍは女性にバトンタッチするし、秘書のマネーペニーも交替するし、ダミー会社のユニバーサル貿易は消えて、どうみてもＭＩ６本部ではないかと思われるモダンなフロアでお仕事してます。

何もかも新しくなりましたが、ご安心ください、武器係のＱだけは変わらずに、いつものおじいさんでした。

 

 

一時は鳴りを潜めていたけど、またもやしつこくメールが来るようになりました。

 

よく覚えてないけおど、二ヶ月ぶりくらいなかな、いや三ヶ月か。

 

「君のことが諦めきれない」

 

あのね、お付き合いもしていないのに、なにを言ってるの？

それどころか、一度お店に来ただけでしょ。

それも、私がヘルプしている系列店のキャバクラに。

 

そんなに会いたいのだったら、お店に来ればいいじゃない。

 

以前、そう返したことがありましたが、「そんな金はない」という返信。

 

今回は、完全にスルー。

 

てことで、これまで何度か書いてきたけど、今日は、夜の女性の口説き方。

 

夜の女性も昼間の女性も、突き詰めれば一緒ですが、突破口の開き方はかなり違うと思います。

 

夜の女性は、多くの男性を見てきている。そして、露骨に大勢の男性から欲望の対象にされたり、性処理の道具として扱われようとしてきている。

 

その分、言葉だけでは騙されない。

お金に転ぶことはあっても、心までは売らない。

 

まあ、そのお金というのもはした金ではありませんが。

 

マンションを買ってあげる、ベンツを買ってあげる、少なくともバーキンくらいは買ってあげる。そうでなくても、ケリーくらいは。

 

バーキンやケリーはというのは、バッグです。バーキンはエルメスで、安いものでも百万以上、上は一千万近くするものもあります。

 

バッグだよ　笑

 

で、よほどお金が有り余っていて、何千万や何億も使うつもりなら、意中の女性は大抵落とせるかもしれませんが、そんなのは無理ですよね。

 

そして、それで落ちない子も、ままいます。

 

好きになった人がお金持ちだったらいいのに。

 

こんな勝手なことを、女の子はよく言っています。

 

ほんと、怖いよ　笑

 

で、私が凄いな、尊敬できるなと思ったお姉さま方で、愛人になったり結婚したりした女性の大半がお客様。それも、そんなにお金持ちではないし、イケメンでもない。

 

そんな人達が一様に口を揃えるのは、誠意に惚れた、真心に惚れた、優しさに惚れた、ということなんです。

 

もちろん、いきなり惚れたわけではありません。

 

長い時間をかけて、そういった関係になっていったのです。

 

私も、何人かお相手を知っているけど、みんな見た目は普通の人。

 

ただ、誰に対しても礼儀正しいし、優しいし、気配りができる。

素面でも、お酒を飲んでも変わらない。

好きだ、付き合ってとかいうような言葉は、決してお酒の席では言わない。

断られたからといって、恨み言を言ったり、泣き言を言ったりしない。

 

一度断られて、ゴールインした男性もいます。

 

その方は、断られても、「これからもお客として来てもいいか」と尋ねて、女の子もそれを断る理由はないので、「いいよ」と返事。

 

それからは、そんな話は一切蒸し返さずに、ただの客として楽しまれていました。

 

それから、一年後、二人は目出度くゴールイン。

 

後で聞くと、一切口説くようなことはせず、ただのお客に徹する態度を見ていて、徐々に心が動かされていったそう。

 

「なんで、俺の気持ちをわかってくれないんだ」なんてのは、逆効果。

 

なんでかわかる？

 

その言葉には、こちらの気持ちをわかろうとしない、自分勝手さが滲み出しているからです。まさに、自分のことしか考えていない。

 

少しは、私の気持ちも考えてよとなるのです。

 

これは、女性と付き合うだけのことではありませんが、まずは相手の気持ちになって考える。

 

それが出来る人が、人を、女性を惹きつけるのです。

 

好きなのはわかります。

でも、一度告白して断られたとき、「俺の気持ちをわかってよ」なんて、絶対言っちゃいけない。その時点で、もう次はありません。

 

統計学的に、そういった人にはＤＶ傾向があります。

自分しか見えていなのだから、それもわかる。

 

自分の気持ちをぶつけるのは、ここぞという時に一度だけ。

それで駄目だったら諦める。

 

ただ、昼間の女性と違い、夜の女性はお店に勤めているから、お客として通うことはできる。

 

そして、先述したように、ゴールインすることも可能。

 

ただ、通う度に、「もう一度チャンスをくれ」とか、「こんだけ来てるんだから、そろそろ付き合ってよ」なんて言っていると、いつの間にか女の子は辞めています。

 

そんな女性も、何人も知っています。

 

恋愛とは、相手があってのもの。

自分が好きなだけでは成り立たない。

 

だから、いかに相手を振り向かせるか、いかに相手に好きになってもらうか。

 

そのためには、相手の気持ちになって考える。

 

それが出来ないと、ただ気持ち悪がられるだけです。

 

好きな女性を嫌な気持ちにさせたり、恐怖に陥れたりするのは、不本意ではありませんか？

 

好きという気持ちが強すぎるなと感じたとき、一度冷静になって立ち止まってください。

 

細くても、最後の糸を切らずに残しておけば、いずれチャンスが訪れる日が来るかもしれません。

 

おやすみ❤