搾取ヤバイ。まず広い。

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搾取流行通販

幻の難関大学入試問題シリーズその1


[2017年度帝都大学先端経営学部AO入試問題]

より


問1

下記の説明文から読み取れることを簡潔に述べよ。


1989年 11月 20日国連の第 44回総会で「子どもの権利に関する条約」が採択されました(日本は 1994年に批准)。そしてその第19条の1では次のように記されています。

【締約国は、児童が父母、法定保護者又は児童を監護する他の者による監護を受けている間において、あらゆる形態の身体的若しくは精神的な暴力、傷害若しくは虐待、放置若しくは怠慢な取扱い、不当な取扱い又は搾取(性的虐待を含む。)からその児童を保護するためすべての適当な立法上、行政上、社会上及び教育上の措置をとる。】

国連で定められた子供の権利。これらのことを統治国家に住んでいる我々は念頭に置いておくことが求められています。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



答え

→暴力反対!!( •̀ㅁ•́;)



*******************************************

リビングに駆けつけた私。

ε≡≡ヘ( ´Д`)ノ

目の前には目を吊り上げた妻と頬を抑えている息子がいました。


私は瞬時に悟りました。(✽ ゚д゚ ✽)


理由は理解りませんが、恐らくは妻の手により【手の平による他者へ懲罰を与える目的で繰り出さられた身体的接触を伴う衝撃】が繰り出されたのです。


嗚呼っ!!何と嘆かわしいことでしょう!!妻が【意外と短気】なのは知っていましたが、まさか実の子に手をあげるとは!!

(※因みに私は息子に一度も手をあげたことは有りません。可愛い我が子に手をあげるなんてちょっと信じられないね。(・ัω・ั))

…..取り敢えず私は息子に駆け寄りほっぺたがやや紅くなっているものの【軽傷】であることを確認すると妻に尋ねました。

私「どうしたの!(;O;)」

妻「どうしたもこうしたも無いわよ!( ・ั﹏・ั)」

私「叩いたの!(・・;」

妻「それは…..(中略)…..なのよ!!٩(๑`^´๑)۶」

妻はそう言うと部屋を出て自室へと行きました。

……このご時世例えどのような理由があっても暴力は容認できるものでは有りません。妻は指導者としての資質に欠けているようです。(*_*;

私は、息子を危険から遠ざけるため、今後妻には勉強面では頼らないことにしました。•̀.̫•́✧

(※あと私も大きな声を出さない様に気をつけようと思いました)

続きます。

搾取がなぜか野球部員の間で大人気

マウスの中ボタン(コロコロするやつ)でクリックしても、画面が切り替わらずにポチれる

そうです^^ マウスに中ボタンある方はオススメです。
 

        [ありがとうございます^0^]

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ご希望の方はお早めにお申し込みいただければと思います。

そして、ご希望の際は、〒、ご住所、電話番号、お名前を明記の上、 より

ご連絡いただければ幸いです。

サインをご希望の方はご遠慮なくお申し付けくださいね^^

また、大変申し訳ございませんが、本年の本の配送業務は12月11日までと

させていただきます。

その後のご注文に関しましては、配送業務が来年になってしまいます事をご理解

いただければ幸いです。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

・・・だそうです^^

ですよねぇ~、アシュタールぅ~^0^

「こんにちは こうしてお話しできることに感謝します。

人間は猿から進化したのではありません。

テラに住んでいるすべての生命は、ひとつの生命から進化したのではありません。

テラに住むすべての生命は、宇宙から来ました。

ネコは最初からネコなのです。

何かから進化してネコになったのではありません。

ネコ族の宇宙種族が、テラに来たのです。

イルカは、イルカ族の宇宙種族です。

植物もそうです。

昆虫もそうです。

ひとつの単純な生命から進化してどんどん複雑な生命体になって行ったという

理論ならば、進化しなかった生命体はどうして進化しなかったのですか?

・・という疑問が残ります。

とても単純な疑問です。

人間が猿から進化したのであれば、何故いまだに猿がいるのでしょうか?

・・ということです。

人間になった猿と、猿のままで進化しなかった猿・・どうして進化しなかった

猿がいたのでしょうか・・ということです。

最初から人間は人間なのです。

人間は、宇宙から来た宇宙種族ではありません。

宇宙種族の哺乳類に、人工的な手が加えられて人間という生命体が誕生したのです。

いまの人間の身体に似た宇宙種族がテラにいました。

それは、猿に似ていると言えば似ていましたが、別の種族です。

その生命体のDNAを操作したレプティリアンと呼ばれる爬虫類の宇宙種族がいたのです。

自分達のDNAとその生命体のDNAを掛け合わせて意図的に創った生命体が人間なのです。

何のために?・・それはいつもお伝えしてるように、彼ら(レプティリアン)が

人間を使役し、搾取するためです。

ですから、人間だけがとてもユニークな道を歩みはじめたのです。

他の宇宙種族はテラの自然とともに共生する生き方をしてるのと違って、人間だけは独特な

文明を創り、独特な考え方、価値観を持って生きています。

人間だけが違う方向へ向かっている・・というのは、そこに別の宇宙人の関与が

あるからなのです。

神からのお告げ?を書いている書物(聖書?)にも

”神は自分に似せて人間を創られた”と書かれているように、

本当にあなた達をいまでも支配・コントロールしているレプティリアンが人間を創ったのです。

そして、彼らは支配・コントロールをすることで得るエネルギーがとても好き

なのです。

ですから、自然と共生し、自分達と同じような文明を創ることをしない他の

生命体は自分達より劣ったものとして、支配・コントロールしてもいいと人間に

伝えたのです。

「海の魚、空の鳥、地の上を這う生き物すべてを支配せよ」と支配する権利を与えたと、

伝えられています。

このように教えられ、人間と他の生命体の価値観がまるで違ってしまったのです。

他の生命体(動物、植物、鉱物)にも知能や感情があるということを

忘れてしまったのです。

そして、人間だけが特別で偉くて、他の生命体を好きなように支配・コントロール

してもいいと思ってしまったのです。

それが、彼ら(レプティリアン)の価値観だからです。

そして、人間は偉い、人間には他の生命体を支配・コントロールする権利がある、と

教えると、彼らも人間を支配・コントロールしやすくなるからです。

人間は劣った他の生命体を支配してもいいなら、自分達より優れた存在(神)にならば

支配・コントロールされるのは当然だと思い、自らすすんで支配・コントロール

されるようになるからです。

話がずいぶん逸れてしまいました(笑)

元に戻しますが・・人間は猿から進化したのではありません。

ネコも何かから進化したのではありません。

ネコは最初からネコとしてテラに来たのです。

大きなネコの姿になったり、小さなネコの姿になったりのマイナーな変化はありますが、

ネコはもともとネコ族の宇宙人なのです。

テラに生きているすべての生命体は、もともとそれぞれの宇宙種族だということを

お伝えしたいと思います。

あなたに愛をこめてお伝えいたします。」

ありがとう、アシュタール!感謝します。

「2019 真冬の超次元ウイーク in 藤沢」

1月 26日(土) ステージ1(満席御礼)

    ※ キャンセル待ちお受けいたします。 ご希望の方はご連絡くださいね^^

   27日(日) ステージ2(満席御礼)

    ※ キャンセル待ちお受けいたします。 ご希望の方はご連絡くださいね^^

   30日(水) 新・個の時代に向かって立ち上がる~限界突破~

2月  2日(土) 破・常識歴史ゼミナ~ル(満席御礼)
             「日本列島から日本人が消える日」

    ※ キャンセル待ちお受けいたします。 ご希望の方はご連絡くださいね^^

    3日(日) ステージ3

    5日(火) 破・常識トークしてみるぅ~~

すべてのプログラム(各1プログラム) 

参加費 ¥16200(税込) 

時間  13:00~17:00

場所  藤沢市湘南台 サロンMuu

ステージ 1 

      

☆ 破・常識セミナー 

・波動(エネルギー)について 

      

☆ 波動(エネルギー)ワーク 

                

・エネルギーワーク ~実際に感じ・使ってみる~ 

                 

・松果体ワークなど

    ※(藤沢のサロンで開催の場合のみ、60分のアシュタールライブトークセッションつき)
                  
  

ステージ 2 

    

ステージ1の続きになりますので、これまでに 

    

ステージ1を受けられた方のみのワークショップになります

    

☆ 一体呼吸瞑想法

     

☆ テラフィールド瞑想法

 ※(藤沢のサロンで開催の場合のみ、60分の破・常識 ぶっ飛びトーク・シヨウつき)

ステージ3 

「パラレルワールドを移行する」~波動を使いこなし、波動使いになる~

☆ 破・常識セミナー

・魔法使い、陰陽師、波動使い について。

・人間の本来の能力(超感覚)について

☆ 体験ワークショップ

・感覚を研ぎ澄ますためのリラックス法

・対立と調和 コントロールのエネルギーの違いの体験。

             
・重い波動(エネルギー)から身を守るツール 

              

☆ 破・常識 ぶっ飛びトークシヨウ!

破・常識トークしてみるぅ~~ 

 日常感じている疑問や、こういうときはどうしたらいい?

などを宇宙人のアシュタールやさくやさんにご質問いただいたり、

同じ地球人だけど、常識を破っちゃった私たちとお話ししましょう・・というプログラムです。

もちろん、歴史のことを聞いていただいても大丈夫です。

アシュタールがしゃべり、さくやさんもしゃべり、あつしもしゃべり、ミナミもしゃべる。

         

どんな話が飛び出すかは・・ご参加いただいたみなさまの質問次第だという怖ろしい企画です(爆)

参加される方によって毎回違う内容となりますので、何回ご参加いただいても面白いですよ~~^^

ご興味のある方は、是非ご参加くださいねぇ~~^0^

新・個の時代に向かって立ち上がる

                 ~限界突破!~   

自分の限界を突破して、自由に羽ばたきましょう・・というテーマで開催します。

是非、あなたもご自分の限界を突破してください^0^

 今回もさくやさんの監修のもとで出来たプログラムです。

そして、プログラムの中でも、参加者お一人お一人のいまの状況にあった

 さくやさんからのワンポイント・アドバイスを受けられます。

びっくりの情報が出て来ることも多々ありますので、面白いですよ~~^0^

なんしか、さくやさんは・・超次元であり、破・常識ですからぁ~~~(爆)

 是非ご参加下さいね^^

☆ 破・常識セミナー

            

・自分の限界を突破するためには・・・

             

・ピラミッド社会からそっと離れるためには・・・

             

・お金に対するブロックをはずすために・・・

    

☆ 実践セミナー

             

・ステップ1  

                 

・自分の好きなこと、得意なことが見つけられない・・を見つける 

             

・ステップ2
       
 ・自分の好きなこと、得意なことはわかってるけど、

                  

それを仕事にするには、どうしたらいいかわからない・・を、仕事に結びつける

             

・ステップ3

                 

・好きなこと、得意なことを仕事にしてるけど、なかなか思うようにいかない・・を、

どうすればいいかを具体的な方法を見つける

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

○ ステージ1のみのご参加でも 可能です。

○ 申し訳ございませんが・・ステージ2、新・個の時代に向かって立ち上がる~限界突破!~は、

ステージ1を受けられた方のみご参加いただけるプログラムです。

○ステージ3に関しましては、ステージ2を受けられてから1か月以上期間をあけてから

ご参加いただけます。ですので、ステージ2、3と続けてお受けいただくことは出来ないことを

ご理解いただければ幸いです。

○ 破・常識歴史ゼミナ~ルは、「日本列島から日本人が消える日」をお読みいただいた方

のみお受けいただけるプログラムとなっております。

○ ワークショップに関係なく 破・常識トークしてみるぅ~(序)はどなたでもご参加可能です。

○ 藤沢のサロンで開催の場合のみ 参加費は当日受付にてお支払いいただきます。

                   

○お申込みは お電話 0466-43-5001 もしくは よりお願いいたします

○ 仮予約のメールが届かないことが 最近多くなっていますので

  

お問い合わせ、お申込みの際に必ず ご連絡先お電話番号をお書きください。

頂いたお問い合わせのメールには 必ず返信させていただいております。
もし 何日も返信がない場合は お手数ですがお電話いただければ幸いです。
そして お問い合わせの際には 必ずご連絡先電話番号をお書きくださいね。

すでに お申込みいただいた方で こちらからまだ返信がない場合は
メールが届いていない可能性がありますので ご連絡いただけると幸いです。
お電話番号を頂いていない方は こちらから連絡できませんので
どうぞよろしくお願いいたします。

アシュタールのメッセージの新作の動画は、

に掲載しています。

ご興味のある方は、是非ご覧くださいね^0^

上よりも 下にあるほうがいい・・と 思われるみなさまは こちらでポチッとしていただけると 嬉しいです^0^

 [ ワークショップの日程です ]

藤沢

1月 26日(土) ステージ1(満席御礼)

    ※ キャンセル待ちお受けいたします。 ご希望の方はご連絡くださいね^^

   27日(日) ステージ2(満席御礼)

    ※ キャンセル待ちお受けいたします。 ご希望の方はご連絡くださいね^^

   30日(水) 新・個の時代に向かって立ち上がる~限界突破~

2月  2日(土) 破・常識歴史ゼミナ~ル(満席御礼)
             「日本列島から日本人が消える日」

    ※ キャンセル待ちお受けいたします。 ご希望の方はご連絡くださいね^^

    3日(日) ステージ3

    5日(火) 破・常識トークしてみるぅ~~

すべてのプログラム(各1プログラム) 

参加費 ¥16200(税込) 

時間  13:00~17:00

場所  藤沢市湘南台 サロンMuu

ご興味のある方は ぜひ ご参加くださいね。

お申込みは お電話 0466-43-5001 もしくは より

お願いいたします

頂いたお問い合わせのメールには 必ず返信させていただいております。
もし 何日も返信がない場合は お手数ですがお電話いただければ幸いです。
(水曜、木曜はサロンの
定休日になりますので、水曜、木曜にいただいたメールの返信は金曜に
なります事をご理解いただけると幸いです)
そして お問い合わせの際には 必ずご連絡先電話番号をお書きくださいね。

※ このブログ記事の転載は禁止とさせて頂きます。
当ブログへのリンク、アメブロのリブログ、に関しましては
この限りではございません。
転載禁止に関しての詳しい記事はとにありますので、
是非お読みいただければと思います

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Muu Free Club・・・三角から丸へ・・・個の時代へ向かって立ち上がる・・・
Muu Free Club に あなたのご参加お待ちしていま~~す^0^

壊れかけの搾取

第485話/ウシジマくん71

丑嶋はついに滑皮と対決することを決意した。しかしそのためには金が要る。現状手に入る大金はどうやらもうもといたホテルの金庫にある1000万しかないようである。ホテルや部屋は割れているし、丑嶋は知らないが、隣の部屋にはあやしい外国人が待機している。もどるのは危険だし、そのことは丑嶋もわかっているが、どうしても金は必要だ。こういうわけで部屋にもどってきた彼を待っていたのは、兎の死体なのであった。丑嶋は作中はじめて涙を流してみせるのである。

目の下にくまをつくった丑嶋が、金を確認しつつ高田に電話する。兎は、タオル的なものにくるまれている。高田は電話に出ない。どうやらあの兎は丑嶋が飼っていたものの一羽だったようだ。となれば、犯人は高田の家に踏み込んでいる。さらわれた可能性は高い。

次に丑嶋は柄崎に電話する。高田のところにいまから行くというはなしだ。前回からいっていたが、喉がカラカラの丑嶋が冷蔵庫から水をとりだす。セロハンテープが貼ってあるのがみえるが、気づかれたら貼りなおされておしまいだろう。丑嶋は水を飲み込む前になにかピンときて、ボトルに穴が開けられたあとを発見するのだ。兎が死んでいたじてんで部屋に侵入者があったことは明らかなわけだが、少なくともこれで相手がただのおどしをする人間ではないことはわかった。丑嶋は銃をかまえて待機、そのころ、例の外国人ふたりが、清掃用具みたいなののワゴンを押しながら部屋に入ってくる。映画でよくやってることだが、殺すなり気絶させるなりしてから、ここに詰めて運ぶ気だったのだろう。しかし部屋に丑嶋はいない。彼らが踏み込んだのは2404号室だ。しかし丑嶋は2405号室にいるのである。のぞき穴から廊下を見て、丑嶋はここではじめて外国人たちの存在を知る。外国人たちはくやしそうだ。

柄崎と合流して、丑嶋が状況を説明する。丑嶋は用心深く部屋をふたつとっていたようだ。兎を放置した部屋と外国人が踏み込んだ部屋がちがう、ということはありえないので、要するに丑嶋は普段2404号室に寝泊りしていたのだ。外国人たちは逆隣の2403号室にいたのだろう。しかし丑嶋は、相手の明らかな殺意をペットボトルを経由して感じ取り、あのときとなりの部屋に移ったのである。そうして、ドアののぞき窓から、となりの部屋に踏み込む外国人を確認したのだ。

兎がさらわれて、しかもそれをああいうしかたで使っているのだから、丑嶋が高田の家に行くことも相手、というか滑皮は想定しているだろう。見張りは必ずいる。いつものあの目立つ車で行くわけにはいかない。だからふたりはタクシーでまず偵察することにする。

高田の家では、さすがに入口に目立つようにして見張りはいないが、怪しい車がいくつか見つかった。ふたりはマンションの裏側にタクシーを待機させ、侵入の計画を練る。部屋には人影がある。たぶん敵だろう。柄崎は部屋のベルを鳴らし、相手の注意がドアに向いたところでベランダから窓を破って丑嶋が突撃するという作戦だ。

が、そこで高田から連絡がある。ふたりはいつもの車に乗り換えて、たぶんかなり離れたところまで移動し、ついに高田と合流するのだった。高田は、キャップをかぶって顔を隠している。高田も泣くし柄崎も泣く。いやいや、ほんとうによかったよ。

無事なのは高田だけではなく、ほかの兎たちもだ。ふたつのケージにみっちり兎が詰まっている。高田は、たぶん敵が家にやってきたところで、すきをみて兎を詰め込んで逃げてきたのだ。スマホの電池がなくて連絡がとれなかったが、たぶんこのあたりまで逃げてきて、コンビニかなにかでどうにか充電して、こうして連絡をとってきたのである。アウトローとはいえ身ひとつで逃げてくるのはためらうものだし、たぶん、カタギが防災用の非常持ち出し袋をチェックするみたいに、いつでも逃げれるようにこころがけてきたのだろう。充電だけはタイミングもあってはずしたのだ。さすがカウカウ社員。とはいえ、高田はこれ、こんだけでかいケージを両手にひとつずつもって逃げたってことか・・・。

しかし、あんなちっこい動物をケージに詰め込むのもたいへんなことだ。ひとりひとり別々のケージに入ってたりしたらもうあけたりしめたりの作業だけですごい時間かかりそう。高田は一羽だけ置いてきてしまった、それが、ホテルのあの子なのである。しばらく暮らしてきて高田もそうとう情がわいていることだろう、泣きながら謝るのを、丑嶋が制す
る。悪いのは高田ではない、ビビって滑皮の言いなりになっていたじぶんのせいだと。警告なんかのために兎をころして精神的にいたぶるのが滑皮のやりかたなのだ。なんと、丑嶋は、じぶんがビビっていたことを、部下の前で認めたのである。

初期シシック崩壊直前の鉄也をおもわせる感じのくま、なにかを悟ったような顔の丑嶋は、弱みを捨てないと滑皮に勝てないという。なんのことかというと、滑皮にこのようなおどしの道具としてもてあそばれるくらいなら、じぶんで兎を始末すると、このようにいうのだった。

つづく。

追い詰められすぎて疲れ果てている丑嶋の表情が実に痛々しい。今回の高田への「違うよ」からのセリフも、あれは丑嶋社長としてのセリフではない。丑嶋社長は「違うよ」なんて言葉遣いはしなかったはずだ。ふつうに、年は高田のほうがちょっと上らしいけど、同世代の、仕事上関与している相手に対する、ナチュラルな返答なのである。

兎をみずから殺すというのは、かなり衝撃的なセリフではあるが、疲れ果てた闇金ウシジマくんが、合理的な発想のさきにたどりついたといわれたら、そうなのかもしれない、という程度には合理的である。要は、これをやられるとちからが弱まるというぶぶんがじぶんにあって、滑皮はそういうところ見逃さない相手であるから、これを倒すには、そのぶぶんを切除するほかないのだと、こういうはなしなのだ。

しかし、丑嶋が自覚しているほど兎という存在は恣意的なものではないだろう。たとえばそれが恋人とかだったら、まだできないこともない。『ヒート』という映画では、アウトロー集団のリーダーであるロバート・デニーロが、弟分であるヴァル・キルマーに、しきりに「なにももたないこと」をすすめていた。ヴァル・キルマーはアシュレイ・ジャッドが演じる奥さんに依存していて、彼女なしでは生きていけない。デニーロもそれを汲みはするが、本音としては、それはよくないと考えている。いつでも、次の瞬間には逃げ出されるようになっていなくてはならないからだ。だから、デニーロの家はいつまでたっても引っ越したときのままで、生活感がない。そんなデニーロもついに不可避的にある女性に安らぎを見出してしまう。彼はアル・パチーノ演じる敏腕刑事に追い詰められていて、ついにパチーノが彼を見つけたとき、デニーロはたしかにことばどおり、彼女を捨てて逃げることにはなる。が、おそらくその際の一瞬の躊躇が命とりとなってしまうのである。

なにがいいたいかというと、恋人と離れることは、むろん苦痛ではあるだろうが、命にかかわるかというと、そういうことはないわけである。しかし丑嶋にとってはそうではない。兎は、彼がウシジマくんとなって生きていく、その内側からありようを縁取る聖域なのである。

このことにかんしては前回トーテミズとトラウマを用いて論じた。人類がみずからに課す禁制、なになにを“してはいけない”という口調で語られるタブーは、トーテムの存在によって決定する。トーテムにどのようなものが選ばれるかは地域によるようで、なじみ深い動物だったり、あるいは恐怖の対象だったりするが、ともあれ、古い部族出身の人類は、それをじぶんたちのぞくする氏族の原点、祖霊のようなものと考える。このトーテムが、禁制を呼び込む。たとえばインセストタブー、近親相姦の禁止である。これは、トーテムによって秩序づけられた「氏族」という区分が脳内に生じてこなければ出てこない発想なのである。

タブーにも程度の大小はある。今回このことを思いついたのは、ウシジマくんの世界で兎はたしかに聖域にちがいない、しかし、それはなにかこう、攻撃してはいけない、守られるべきものというより、触れてはいけないもの、という感じがしたからである。もちろん、丑嶋が兎を飼っており、しかもすごく大切にしていることは柄崎たちも知ってはいたのだが、それがどの程度のかわいがりだったかは、カウカウのメンバーの誰も知らなかったはずである。高田なんかは勘がいいからいろいろ気づいているかもしれないが、なんというか、丑嶋にとって恥部というか、まさしくタブー、触れてはならないことどもとしてあつかわれているように感じられるのである。

こうしたタブーは人類最古の不文法典といわれる。憲法や法律のように文章にはなっていないが、共有された認識として、すべての「きまりごと」の前提になっている制度なのである。そして、そのうえ
築かれる法は、ある種タブーを自明のものとしてあつかう。法は、ひとを殺してはいけない、というのだが、その根拠については明かされない。そういうものだからである。そして、なぜわたしたちがそうとらえうるのかというと、それ以前の不文法典としてタブーが、人類史的に記憶されているからなのだ。制度以前の語法でタブーを分析することはできない。しかし制度以後の語法で分析を開始すると、順序が転倒することになる。かくしてタブーは触れることのできないものとなる。

そしてこれがトラウマと同じ構造である、というのが前回のはなしだ。これは完全にぼくのおもいつきなので、フロイトだとかレヴィ=ストロースだとかがどこかで論じている可能性もあるが、とりあえずは素人のそういうものとして読んでもらいたい。

洗脳くん以来たびたび持ち出してきた理屈なので、もはや説明は不要かもしれないが、短く表現すれば、トラウマとは、ドーナツの穴のことである。トラウマ的記憶を、わたしたちは思い出したくない。だから抑圧する。そのとき、どうやっても思い出すことがないように、ひとの思考法は再構築される。そのことを思い出さなくて済むような思考法、言語運用の方法が編み出される。それがドーナツ本体である。したがって、不思議なはなしだが、わたしたちはトラウマによって、トラウマを抑圧した現行の理性を確立しているのである。これがタブーに置き換えられるのではないか、というはなしだ。たとえば近親相姦や殺人、食人といったことは、「禁止されているからやらない」というより、そもそも、想起することすらはばかられるような事象としてわたしたちには刻まれているだろう。考えることすらはばかられる、抑圧された、太古の欲望、それがタブーによって規制されているものなのである。つまり、わたしたち人類は、殺人衝動や食人衝動など、太古にはあったかもしれない強い欲望をタブーを経由して抑圧することで、現行の理性的社会を成り立たせているのである。

こういうものとして兎をとらえたとき、他者には触れることのできない、というか、作品、あるいは作者ですらちょっと描写がはばかられるようなものとしてあつかわれる兎は、たしかに、抑圧されたある種のタブーといっていいだろう。兎について、アウトロー的文法で言及することすら、どこかためらってしまう、そういう雰囲気がここにはあるのだ。

この理屈を通すと、次のようになる。スタート地点はまだわからない。それが、丑嶋という人格か、それともウシジマくんという裏社会の番人、どちらを指すのかといわれると、まだよくわからないのだが、ともかく丑嶋個人は、この兎を聖域とすることで、これを回避するために、なるべくこの場所に接近しない方法を編み出そうとして、現在のありようを確立したのである。彼が兎を殺そうとすることが危険なのはこのためだ。兎を殺して弱みをなくすことがウシジマくんとして合理的であったとしても、そもそもその合理性を裏付けていたのは、兎を聖域として回避することで構築された彼のなかの法なのである。弱みがあるから勝てない→だったら弱みをなくしてしまえ、という、いつでも通用した冷徹な合理性は、兎によって成り立っていたものなのだ。

だから、この合理的判断は、実を言うと柄崎親子によって乗り越えられたかに見えたあの自殺とほぼ同型である。あの自殺未遂も、みずから選び取る人生をまっとうするためにたどりついた極論だった。自殺して、みずから死を選んでしまえば、彼の「みずから選び取る人生」は完成するのである。兎を、しかもみずから殺すということは、見たように、彼自身の崩壊につながる行為であるから、実のところ自殺と変わりないのだ。いちおう、自殺それじたいは乗り越えて、滑皮殺す、というところまで生が延びはしたが、あの問題、どうすれば選び取り続けることができるか、ということは、保留されただけだったのである。

では、なぜ兎が聖域になったのか。これについては、母の不在という視点で眺めるとよいだろう。ウシジマ界のお母さんといえば柄崎から戌亥の母親である。だが、もっと中心にいる丑嶋や滑皮の人生では、母の影が非常にうすい。ぼくが次にいうことがわかるかもしれないが、まるでなるべく語らないようにしているかのようなのである。丑嶋にとって兎は母親の変身した姿だ。テレクラくんとか逃亡者くんとかでそのあたり描写されたこともあったが、原則的に母親は最後までとっておかれるべき清い場所として描かれることが多い。丑嶋や滑皮にとっては語ることさえそうなっているのだ。

しかし、これは問題の言い換えで、ではなぜ母親は聖域なのか、ということになる。それはやはり、ウシジマくんが父性との対決を描く漫画だからだ、といってしまったら、単純すぎるだろうか。というのは、当初から丑嶋は、奪う奪われるの状況を乗り越えることを目指してきたからだ。極端に図式化してしまえば、丑嶋にとって、また作品のあるぶぶんにとって、父親は搾取するものである。そのいっぽう、母親は包容力と、存在を認めるありようの表象である。たとえば逃亡者くんののどかがその役割を担っていた。奪うとか奪われるとか、そういう物騒なはなしではなく、ただ、理由もなくそこにいていいといってくれるありよう、それが母親的なものに表象されているのだ。考えてみれば丑嶋が兎を大切にするのも、筋道が通っているのである。ヤクザを厭い、それでいて奪う/奪われるを乗り越えようとする彼は、母親的なものに担保されるようにしてウシジマ
んを持続させてきたにちがいないのだ。

もし丑嶋が兎を殺してしまったら、彼は、打倒滑皮の気持ちを持続させることがかなり難しくなるかもしれない。とりあえずいまははやまったまねはしないほうがいいとおもわれるが、誰が止めるかな・・・。柄崎は兎にはノータッチだし、ここはようやく合流した高田に期待するしかない。

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搾取 関連ツイート

RT @lethal_notion: しかし、やりがい搾取にはかなり限界があるので、海外から労働者を連れてこようという話になったのだろう。
ホモ化は性的搾取で人権侵害だから私は反省しろよ(いや非実在……)
@KojiYamada1966 ならないです。産業別組合は労働者間の競争を規制すると同時に不正に搾取して利益を上げようとする企業を叩くからです。
貯金をしてもマイナス金利のせいで
銀行にお金を搾取されるだけですよ・・・

その大切なお金、、、
少しでも増やしたくありませんか?

 2018/12/19 20:17 mcf7g

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