あああ( ノД`)…
観る事ができた、念願だったこの
映画
運を使い果たし(たぶんww)、チケットゲットし、行ってきました
今年、始めて映画館で観たのが『CALL ME BY YOUR NAME』
そして今年、最後に映画館で観られた、この作品。
1年で、2回しか映画館に行って無いんだ私。
(厳密には3回、ですね『コールミー…』は2回観に行ったから)
で、この映画は、1日限定一回だけの放映❗
小さな小劇場で、立ち見も一杯でした。
何で
1回しか、観られないの
字幕追うのに1回、映像に浸るのにもう1回、観なくちゃなのにぃ…
配給元が決まらず、有志様のお陰なのですから、観られただけでも有難いのですが…
ごちゃごちゃ言うのは、このくらいにして…
最高の映画 ❗でした。
「‘神の恵みの地’ で、彼らは出会い、愛しあった」
余韻に浸り過ぎていて、何から書いたらいいか、分からない…
まず、登場人物が少ない。
※ジョニー(ジョシュ・オコナー)
イギリスの田舎の牧場を、脳卒中で身体の不自由な父に代わって、何とか切り盛りしている青年。
つまらない毎日の鬱憤を、お酒と行きずりの相手(男性)とのセックスで紛らわしている毎日。人間的にも未熟で弱くて脆い。
(↓写真、左の繊細そうな彼)
※ゲオルゲ(アウレック・セケアアヌ)
自身も牧場で育ち、季節労働者としてあちこちを渡り歩く、ルーマニア人。羊の出産の繁忙期に、ジョニーの牧場を手伝いに来た。家畜に関してはジョニーより知識も豊富で、何かとジョニーの手助けをしてくれる、寡黙だけれど優しい心の持ち主。
(↑写真右の、髭モジャの男性)
舞台は、イギリスのヨークシャーの大自然の中。
しかし、草原と山と家畜しかいない、ある意味閉ざされた空間。
どこまでも広がる美しい風景は、殺伐としていながも、生命力に溢れてる。
家畜の世話と、日々の生活だけに明け暮れる毎日はジョニーにとって退屈で、やりがいもない。
アルコールと行きずりのセックスで、憂さ晴らしする毎日。
休暇で地元に帰って来た、幼なじみの女性の誘いも、田舎者をバカにしているのか、と素直に受け取れない。
父が羊の出産の手伝いに、雇ったルーマニア人の男。ジョニーは彼を期間労働者としてバカにし「ジプシー」と呼び、そんな風に呼ぶな、と嫌な顔をされるけど、お構い無し。
英語が上手いのは、母が英語教師だったから。
そもそも、人に関心の無いジョニー。
ゲオルゲは家の敷地にある、トレーラーに1週間の契約で、住むことに。
羊達を放牧している丘へ、一緒に夜営しながら世話をしに行く2人。
ある瀕死の子羊を助けたゲオルゲを見たジョニーは、彼を認め始めます。
しかし彼を「ジプシー」と呼ぶのを止めないジョニーにその日初めて、感情を爆発させるゲオルゲ。
「俺を2度と、そう呼ぶな。今度やったら、痛い目にあわせるからな」
寡黙で真面目に仕事をこなしていたゲオルゲが、初めて見せた姿に、ジョニーは彼が気になっていきます。
まるで『ブロークバックマウンテン』を思い出させる2人です。
ただ、ジョニーの置かれた状況だったり、自身の不甲斐なさ、そしてゲオルゲの今までの人生の流れ者の様な生き方が、2人の関係を少し複雑にしました。
気になって仕方ないゲオルゲを、ある朝無理やりに襲うジョニーは、そのまま口でゲオルゲをイカせます。誰も居ない草原の中、露になった尻や背中に、泥や雑草が付いてる生々しいシーン。
それでも、何故か美しく見えるんです。
次の朝、自分の吸ったタバコを、ゲオルゲに渡すと、初めて二人は、見つめ合います。
「ヘンタイ野郎」
「うるせぇ、ホモ野郎」
「ホモ野郎」微笑み合う2人。その夜、始めて2人は結ばれます。
2人が決して、美男子でもなく普通の労働する男臭い人間なのが、いい。
映像もリアリティ感に溢れ、立ち小便する場面や、牛の死産後の子牛の処理や、死んでしまった子羊の毛皮を剥ぎ、元気になった子羊に着せ親羊から直接乳を飲める様にする場面は、思わず、えっ
って思いました。
(この無骨な労働者の手が、ある意味セクシーです🎵)
壊れた石垣を直して居る時、ジョニーが手の平に怪我をする場面があるのですが、それを心配するゲオルゲが、自分の唾をペッと吐いて擦り付け、消毒の代わりにする場面が、最高に美しく見える。
これぞ、愛❗です。
「ここは美しい。でも淋しい所だ」
彼らは、丘を上っていき、見渡す限りの美しい自然を目の当たりにします。
羊の丘から戻った2人は、トレーラーで再び結ばれます。
聞こえるのは、息づかいや身体の触れ合う音。
そうです、この映画は台詞もスゴく少ないんです。
会話ではなく、ただ日々の流れで進んでいくんです。
ある日、ジョニーの父は発作を起こして、再び病院に運ばれます。祖母は病院に付き添う事になり、家に2人きりになる彼ら。
「延期しよ
うか、もう少しここに居る。お前の父が元に戻るまで」
ジョニーは返事せずに、とびきりの笑顔で返します。
ある日は、ピロートークで、ルーマニア語を習うジョニー。
しかし、幸せな時間は長く続きません。
ある日、ジョニーはゲオルゲを飲みに誘い、此処にずっと居てくれるか?と聞きます。
ジョニーの気持ちは、観てる私たちにも分かる位なのにゲオルゲは、はっきりとした言葉で聞きたいのか、
「牧場はどうする?お前はどうする?親には?」
「大丈夫さ」
「俺は、そういう経験がある。自分の牧場でだ、ムリだ」
ゲオルゲの言葉にショックを受けたジョニーは、そこに居た男と、衝動的にセックスしてしまいます。
気付いたゲオルゲは、その夜の内にジョニーの牧場から出て行ってしまいました。
祖母は、「出て行ったわ、あんたのせいね」
父が退院し、これまでの行動を改め、父の世話をし、牧場の仕事も必死でこなすジョニー。
「すまんな」
風呂にいれてあげる父から、初めて掛けられた、優しい言葉。
しかし、心に空いた穴は埋まりません。ゲオルゲを想い、トレーラーに残していった彼のセーターを嗅ぎ、素肌に着るジョニー。
彼は、心を決めます。
父に「彼が必要だ。呼び戻しに行く」と、カムアウトするジョニー。
祖母も、彼の気持ちを知り、ゲオルゲが居る農場を教えてくれます。
バスで農場に到着したジョニー。そこは大規模な機械化の進んだ農場でした。
何時間も待ち、やっと会えた2人。
「何しに来た」
「病気の羊が元気になった、お前が喜ぶかと思って」
ジョニー、本当に言いたい事が言えずにいます。
「じゃあ、オレ仕事に戻る」
去ろうとする、ゲオルゲの背中を見たジョニーは、初めて自分の想いを彼に言います。
「ごめん、君に会いたかった。君が必要だ、一緒に居て欲しい」
やっと、伝えた気持ち。ゲオルゲもジョニーをまだ愛していました。
抱き合い、キスする2人。
帰りのバスには、隣の席にゲオルゲが。
その肩にそっと頭を乗せ眠る、ジョニー。
一緒に戻った牧場で、トレーラーを処理し、同じ家へと入って行く2人で、映画は終わります…
良かった…
ハッピーエンドだった
ゲオルゲと出会い、それまでの孤独感と世界からの疎外感から、解放されていくジョニー。
ヨークシャーの田舎さえ美しく見え、残された牧場も希望の元になった。
「神の恵みの地」で、2人の永遠の幸せを願って、余韻に浸る…
そんな、素晴らしい映画でした。
円盤化、希望❗
ガレージの片付け済ませて…
あずにゃんのセカンドカーです(*^▽^*)
因みに大きさは…
!Σ( ̄□ ̄;)パジェロと比べてみます(((・・;)
あずにゃんは気に入ってくれたのか、早速乗り込んでいますよ(*^▽^*)
妙に似合ってる気がするのですが…自分のひいき目でしょうかσ(^_^;)?
一応ベースは、タミヤ製のトレーラートラックですけど…キャビン、駆動系&足周りの部品以外はほぼ自作です(^-^)v
ベアシャーシ状態です(*^^*)このシャーシの最大の特徴は…
駆動力確保の為に…
実車を参考にして、軸重移動機能を組んであります(^-^)v
3速ミッションです(*^^*)勿論、2サーボ仕様ですから使えますよ(*^▽^*)
電池入れてみたら、電源は入るみたいです(((・・;)
組んだ当時は、タイヤなんか出ていませんでしたからね(”;)頑張って刻みました(((((((・・;)
色々思い出しますねぇ(*^▽^*)
とりあえず、時間のかかるバンパー等の製作ですね(・・;)
デザインは…もう少し検討しましょうか(”;)
全体のイメージが今一つ固まらないので…_(^^;)ゞ
今日しっかり決めておけば、迷わず行けますからね(^-^)
あずにゃんに相応しいクルマに仕上げないとね(^-^)/